かぶとたいぞうです。
最近は詐欺事件の報道が目立ちます。以前はこんなに詐欺事件が多くはありませんでした。
やっぱり今の世の中は世知辛いのだと思います。
貧すれば鈍すると言われます。経済的に立ち行かなくなった人が多いのでしょう。だから犯罪も増えるのでしょう。
何を信じたらいいのか分からない世の中だが
いったい何を信じたらいいのか分からないような世の中です。でも、だからこそ、物事の良い面をなるべく見たいものです。
昔、こんなことを言う人がいました。
「コップの中に水が半分入っているのを見て、ある人は半分水が入っていると言い、別の人は半分空だと言う。どちらも同じ量の水が入っているコップを見ているのに、水のほうを見る人と、空のほうを見る人に分かれる」
だから?と思った
私はありきたりな話だなと思いました。だからそれほど感心しませんでした。しかし、今思い返すと「なるほどなぁ」と思います。
どちらも同じものを見ているのに、見る面が違うのです。1枚の紙の裏と表を見ているようなものです。
株価も同じです。
株価も同じ
自分が買った株が買った後に値上がりするとどう思うか。
ある人は安い時に買えて良かったと喜びます。別な人は、安い時にもっと買っておくべきだったと悔しがります。
では、自分が買った株が下がったらどう思うか。
ある人は、よし、さらに買い足そうと喜びます。別の人は、何かあったのではないか、このまま下がり続けるのではないかと心配になります。
同じ現象を見てもまったく逆の気持ちになるのです。
こんな話も
昔、こんなことを言う人もいました。
「世の中は、感謝すれば感謝するほど、もっと感謝しなければならないことになる。腹を立てれば腹を立てるほど、もっと腹を立てなければならないことになる。」
人を騙すタイプの人には都合の言い台詞だなと思いました。
でも、今思い返すと、これも「なるほどなぁ」と思います。
人は疑ってばかりだと生きていけない
人間は人を疑ったり、物事の悪い面ばかりを見ていると、だんだん暗くなり、生きていきづらくなります。
「人を見たら泥棒と思え。詐偽と思え。全てを疑え」
そういう考えもありますが、そんな考えで長く生き続けられるでしょうか。
まずは見る目を養う
人や株の銘柄、世の中の事象など、全てに当てはまりますが、先ずはしっかり見抜く目が必要です。でも、ひとたび信じたなら、ずっと信じ続けた方が楽に生きられると思います。
そして悪い面ばかり見ないで、良い面を見る努力も必要だと思います。
人でも物事でも、必ず良い面と悪い面があります。
良い面を見て感謝すれば
良い面を見て感謝すれば、それは相手にも伝わり、もっと良い関係になるはずです。
それは相手が株でも物事でも同じことです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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