かぶとたいぞうです。
長年人間を観察していると、いろいろなことが分かってくるものです。
よく、「あの人本人は良い人なのに、周りが悪い、友達が悪い」とか、「うちの子は悪くないのだが、友達が悪い」と言う人がいます。
悪い人と付き合っているなら、本人も悪い人だろう
しかし、悪い人と付き合う人は十中八九、本人も悪い人です。
そもそも良い人と悪い人とでは波長が合いません。価値観も行動規範もまったく違うのに、一緒にいて楽しいはずがありません。
良い人と悪い人は一緒にいられない
年下や目下の人に優しく振る舞う人と、いじめる人が一緒にいられるわけがないのです。
人のものを盗むことは良くないことだと思っている人と、万引の常習犯が付き合えるわけがありません。
どちらかが猫をかぶっていたとしても、付き合いが長くなれば素行が出るものです。
礼儀正しい人と行儀の悪い人が一緒に食事することはないのです。
子供が悪い友達とつるむのは
子供が悪い友達とつるむのは、その子供も悪いからです。そしてたいていはその子の親も悪い人です。
悪い親も世間体を気にして表面上は善人のように振る舞っています。あるいは昔は悪かったけれど子供が大きくなって気をつけているかもしれません。
しかし子供は親の真似をします。親が悪ければ子供は親の影響を受けて悪い子供に育ちます。悪い子供は自分と波長の合う悪い友達と遊ぶのです。
悪い友達も悪い親も同類
善人ヅラした親がいくら子供を叱って「悪い友達とは遊ぶな」と言っても悪い友達のほうが気が合うのです。自分の親と同じ匂いがするからです。
かくして悪い人はいつまでも悪い人同士で固まるのです。「類は友を呼ぶ」とはこのことです。
人を見抜く簡単な方法
人を見抜く簡単な方法は、その人がどんな人と付き合っているかを観察することです。
その人の友達が不良っぽくて、言葉遣いが悪く、人の悪口ばかり言う人だったら、その人本人も不良で、日頃の言葉遣いが悪く、人の悪口を言う人です。
その人の友達が犯罪者なら本人も犯罪に関係していると思え
その人の友達が暴力団に組みしていたり、犯罪に関係しているのなら、その人本人も暴力団と関係があり、犯罪に関係していると思っていいでしょう。
友達がチャランポランなら本人もチャランポランだし、友達がドキュンなら本人もドキュンです。
そうでない場合もあるかもしれませんが、たいていはそうなのです。
付き合う友達には気をつけたほうがいい
逆に言えば、付き合う友達に気をつけたほうが良いとも言えます。
あなたがもしも無理して悪い人と付き合っているならば、あなた自身も周りから同類だと思われている可能性があるのです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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