かぶとたいぞうです。
昨日のネットのニュース記事に、「好きで好きで仕方なかった」といって男を殺した女の事件が載っていました。
女は東京都新宿に住む21歳。相手の男性は20歳代から30歳代。女は包丁のようなもので男の腹を刺し、男は重体です。
女は男を殺して自分も死のうと思ったと供述しているようです。
恐ろしいですね。
この事件の一報を聞いたとき、なにか「変だなぁ」と思いました。
好きで好きで仕方ないから殺す?
「好きで好きで仕方ないくらい好きな人をどうして殺すだろうか」と。
この女にとって「好きで好きで仕方ない」は「憎くて憎くて仕方ない」と同じ意味だったのだろうか、と。
既に自称名、顔写真付きで報道されています。動画も出回っているのでネットかテレビで女の顔を見た人もいると思います。
なんとなく普通の女です。わざと普通っぽくしているような感じもします。こんな女が「好きで好きで仕方なかった」と言って男の腹を包丁で刺すのですね。
相手はホストかなんかだったのでしょうか。貢いで貢いで捨てられたのでしょうか。それとも男を自分だけのものにしたかったのでしょうか。原因や背景がわかりませんが、いずれにしても思いつめた女は恐ろしいです。男性の皆さん、気を付けましょう。
「好き」には2種類ある
「好き」と言う感情には2種類あるようです。
「本当の好き」は相手のことを思いやり尊重し、相手のやりたいことをさせ、応援し、相手が喜ぶ顔が見たいという純粋な感情です。相手が幸せになれば自分も幸せになります。
親が子に抱く感情はまさにこれです。本当の親友、本当に仲の良い夫婦、仲の良い兄弟などもこういう感情をお互いに持っています。
「もうひとつの好き」は、相手を自分の所有物にし、自分の意のままにコントロールし、相手に勝手なことを一切させず、相手の自由を奪い、自分だけを好きになってもらい、自分が相手に望むことだけさせて、しかも相手が喜んでそれをするよう強要したいという感情です。かなり自己中心で、わがままで、強引な欲望です。
相手が抵抗したり、嫌がると「私がこんなに愛しているのに、どうして、どうして」といって相手を攻めたりしつこく追いかけ回します。
自分勝手で捻じ曲がった愛情を持つタイプの女性や、同じような感情を自分の息子にぶつけてしまう母親がそうです。
きっと今回の事件を起こした女性も、後者の捻じ曲がった愛情の持ち主だったのではないでしょうか。
捻じ曲がった愛情を持つ女に注意
このタイプの女の「好きだ」「愛している」は、「自分の望む通りに振舞わないと殺すぞ」、「他の女を見ただけで殺すぞ」と似ています。
このタイプの女性と間違って知り合ってしまったら、早くそれに気づいて、早く逃れたほうがいいです。ただ、このタイプの女性だと最初から分かっていてアプローチするツワモノもいます。火遊びでやけどをするぐらいならまだいいですが、命まで取られたらおしまいです。
このタイプの人は何も女性だけではありません。男性にもまったく同じタイプの人がいますので、女性の方は気をつけてください。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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