かぶとたいぞうです。
やさしいタイ語会話1と2が好評だったので、最後にもうひと講座といきましょう。
今日は、「これは何ですか」です。
この言葉さえ覚えたら、あとはいろいろなものの名前を覚えることができます。
まだ「やさしいタイ語会話1と2」を読んでない人は、先に読むことを強くおすすめします。
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鶏肉と豚肉
前回の復習ですが、鶏肉のことをタイ語で何と言うのでしたか。
答えは下のほうです。答えを見ないで自分で思い出してください。
思い出すまで豚肉の話をしましょう。ブタはタイ語で「ムー」です。
タイでは「スキー」と呼ばれる鍋料理があります。「タイスキ」とも呼ばれ、もとは「タイ風のすき焼き」という意味だったのですが、日本のすき焼きとはまったく違います。どちらかというと寄せ鍋、ごった煮、といった感じです。いろいろな具を入れてつゆごと食べます。
写真のように1人前を最初からどんぶりで出す店もあります。
この店では、この料理を「スキー・ムー」と呼んでいます。つまり、「豚肉のタイスキ」です。
もうそろそろ時間です。鶏肉をタイ語で何と言うか。
思い出せましたか。答えは「ガイ」です。では、鶏肉のタイスキはどういえばいいのでしょうか。
「スキー・ガイ」です。簡単ですね。
日本人の好きな空芯菜(くうしんさい)の炒め物をタイ語では、「パッブーン」または「パッブーン・ファイディーン」と言いますが、これに鶏肉を入れてもらうには、「パッブーン・ガイ」と言えばいいのです。豚肉なら「パッブーン・ムー」ですね。
料理名+ムー、またはガイ、で注文のレパートリーが広がります。
ところであなたはどちらの肉が好きですか?
私はだんぜん鶏肉です。特にタイの鶏肉は美味しいです。タイは鶏肉の生産量、輸出量ともに多く、ブロイラーはタイを代表する産業の1つです。
やっぱり肉は「ガイ」ですね。なんといっても肉はガイ。
肉はガイ。
これは何ですか
「これは何ですか?」はタイ語で「ニクワ・ガイ」(肉はガイ)と言います。
落語のような話ですが、そうなのです。覚えやすいですね。
後日修正)申し訳ございません。まったくの勘違いと言うか聞き間違いでした。現地の人によく聞くと「ニー・アライ」と発音していました。「ニー・アライ」と「ニクハガイ」まったく違いますね。お詫びして訂正いたします。
前回のやさしいタイ語会話2で、「いろいろなものを注文して食べてみて、気に入ったら名前を覚える」と言ましたが、名前の聞き方を説明していませんでした。「肉はガイ」です。「ニー・アライ」です。
これまで学んだことを整理すると
- 「いくらですか」は「タオライ」
- 数字の数え方、スイップ、イー・スイップ、サン・スイップ、シー・スイップ、ハー・スイップ、ホック・スイップ
- レストランではメニューを指し示すだけでいい。または「アオ」
- 豚肉は「ムー」、鶏肉は「ガイ」
- yesは「チャイ」、noは「マイ」
- 辛いは「ペッ」、辛くないは「マイ・ペッ」
- 「これは何ですか」は
「肉はガイ」「ニー・アライ」
これだけ覚えれば充分です。頭のいい人ならこれらを組み合わせてどんなことでも知り、どんなことでも伝えることができます。
あとはあなたの応用しだい。がんばってください。
私に教えられるのはこれで全てです。3回にわたって私のタイ語教室にお付き合いいただきありがとうございました。教える側の私が一番覚えたと思います。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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