かぶとたいぞうです。
離婚をした人に聞くと、必ず別れた相手を悪く言います。恋人と別れた人も同様です。相手がこんなに悪いから別れたと言うのです。
まぁ、別れた相手を悪く言いたい気持ちは分からないでもありません。しかし自分で選んだ相手です。その人がそんなに悪い人だったなら、自分の人を見る目が無いことになります。
異性を見る目がない?
「そうなんです。私は異性を見る目がないのです。いつも今度こそはと思って付き合うのですが、結局まただまされるのです。相手に尽くし過ぎるのが良くないのでしょうか。私はつくづく男/女運がないのです」
そんなことを言う人がいますが、きっと相手も同じようなことを言ってるに違いありません。
人は自分にふさわしい人としか付き合えない
人はその人にふさわしい人としか付き合えません。同等のレベルの者同士が惹かれ合い、付き合うのです。
だから別れた相手がそれほどひどい人だったと言うのなら、本人もよっぽどひどい人なのです。別れた相手がだます人なら、本人も人をだます人なのです。
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相手は自分を映す鏡
相手は自分を映す鏡のようなものです。
自分が相手に飽きたら、相手も自分に飽きます。自分が相手を粗末に扱えば、相手も自分を粗末に扱います。
自分が相手に嘘を付けば、相手も自分に嘘を付きます。自分が相手と別れようと思ったら、相手も自分と別れようと思います。
逆に、相手を大事にすれば、自分も大事にされるのです。
相手にばかり求めていないか
相手にばかり優しさを求めて、自分は相手に優しくしない。相手にばかり思いやりを求めて、自分は相手を思いやらない。
相手にばかり妥協を求めて、自分は決して妥協しない。相手にばかり寛大さを求めて、自分は相手を絶対に許さない。
もしも相手をずるい人だと感じたなら、相手も自分をずるい人だと感じている可能性が高いのです。
相手のせいにしているうちは何も変わらない
そんなことも知らずに、離婚して、あるいは恋人と別れて、「今度こそはいい人とめぐり逢いたい」と思ってもそうはいきません。
離婚の原因、別れた原因は自分にあるのだということに気がついて、自分自身が変われば、その変わった自分に相応の人が現れて新しいお付き合いが始まるかもしれません。
しかし別れた相手を悪く思っているうちは、いい出会いなどありません。出会っても、せいぜいまた同じようなレベルの人だし、また別れることになるでしょう。
相手をとっかえひっかえ替えても
相手をとっかえひっかえ替えても、自分が変わらなければ、出会ってはまた別れるの繰り返しでしょう。
そんなことを一生繰り返す人がいます。「人生は出逢いと別れの繰り返しだ」と言いながら、何度も何度も同じ失敗を繰り返すのです。無駄な時間です。
自分が変わるしかない
私はそんな出逢いと別れの繰り返しは嫌です。だから自分が変わるのです。
相手を替えるのではなく、自分を変えて、いまお付き合いしている人を大事にするのです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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