かぶとたいぞうです。
以前、国立社会保障・人口問題研究所(社人研)の人口推計レポートを読んで青くなりました。
そこには日本の将来の阿鼻叫喚地獄がまざまざと描かれていました。2040年には高齢者の割合がピークに達して、それ以降は人口が減る一方だと書かれていました。
日本の近未来
老人が溢れ、介護の担い手が足りなく、介護者のほとんどが外国人労働者となるが、それでも介護者が足りなくなり、行き場のない「介護難民」が溢れると言うのです。映画「プラン75」の世界です。
14年後のことではありますが、想像するだけでゾッとしました。
ところが、最近発表された昨年2025年の人口集計(速報値)を見ると、人口減少は社人研のレポートより遥かに早く進んでいるようなのです。
近未来が既に来てしまった!?
2040年にピークに達する予定の高齢者の割合は、去年2025年には既にピークを越え、今後は急速に人口が減ると指摘する学者が出始めています。もう年寄も減っていっているのです。「少子高齢化」を過ぎて「年寄だけの国」「少しづつ年寄も死んで、人口が減っていくだけの国」になってしまったと言うのです。人生100年の嘘もバレはじめています。
たしかに女性の出生率も推計に用いた設定値を遥かに下回っています。
日本はもう、何をやっても人口を増やすことのできない、限界点を越えてしまった国だと言うのです。
限界点を越えてしまった国
高市総理も頑張っているようですが、日本はすでにどのような人口対策を打っても人口減少を止められないことは政府系の報告書を見てもはっきりしているようなのです。
でも、私はまだ諦めていません。やりかたはあります。
世の中には子供を6人も生んで不正に生活保護を受け取っているシングルマザーもいます、私は現にそういう人と会って話を聞いたことがあります。
ウルトラC
つまり明確な動機付け、インセンティブがあれば、子供をたくさん産む意欲のある若い女性が日本にはまだいるということなのです。
なにも不正などさせずに、正々堂々と夫婦で子供を産み育てる人には、少なくとも生活保護以上のインセンティブを与え、みんなで誉め、協力し、産まれた子供を大学まで無償で行かせたらどうでしょう。子供を3人も4人も産むたくましいお母さんが全国に出てくると思うのです。でも政府はそんなことしません。
お金はいくらかけてもいい
金はいくら印刷しても国家は破綻しないという理論(MMT(現代貨幣理論:Modern Monetary Theory))が正しいなら、印刷したお金をごっそりお母さんたちにあげればいいのです。気前よく。
たとえ何兆円かかっても国家の存続には代えられません。
そうすれば日本の人口はV字回復するでしょう。その間に農業、漁業、食品加工、観光あたりを中心にインバウンド産業を伸ばすのです。私ならそうします。
本来のやりかたは産業育成が先だが
本来は産業を育て、若者がもっと稼げるようにすれば、だまっていても子供は増えます。しかし産業を育てている暇はもうありません。一刻の猶予もないのです。
最後に産まれた日本人女性が出産年齢を越えてしまったら、もう本当に何をやっても日本人は絶滅します。そんなレベルの話なのです。大袈裟ではありません。
いずれにしても、これから日本で老後生活をおくるのはとても不安です。
パタヤの老人ホームと介護ヘルパー
私はいま、パタヤの老人ホームと介護ヘルパーに関して調べています。
ざっくり言うと、老人ホームはファラン(欧米人)を対象にした高級な施設しかありません。
広い敷地に老人用プール、森の散歩道、医療従事者、3食付き、娯楽イベント、住居費など全て込みで15万円~です。夫婦やカップルで一緒に住む場合は2割以上の割引があるようです。
施設はジョムティエン中心に数ヵ所ありますが、どこも似たようなものです。また、高級ホテルを改造したマンションタイプもあります。
初期費用なし、退去は自由
入居時にデポジットとして1ヶ月分多めに払いますが、退出時に戻ります。初期費用はなく、1ヶ月単位でいつでも契約解除可能なようです。日本とはずいぶん違いあっさりした契約です。
ためしに月15万円で契約し、2ヶ月様子を見てその後退去しても、30万円しかかかりません。明朗会計です。タイはアパートもホテルのマンスリー契約もすべてそうです。日本のように入居者を縛りません。
介護ヘルパー
介護ヘルパーはパタヤビーチソイ13ー2あたりに「AYASAN」(アヤさん)というタイのヘルパー紹介所のパタヤ支店があります。
執筆時点現在は週1日、1回につき3時間なら1ヶ月に2,000〜2,500バーツ/月。1万円~12500円/月程度。
週3日、1回につき3時間なら5,000〜6,000バーツ/月。2万5千円~3万円/月程度らしいです。
1回3時間を週に3回も来てもらい、1ヶ月に3万円なら安いと思うのですが、どうでしょう。
タイの知人に紹介してもらうともっと安いかもしれませんが、トラブルを避けるためには紹介所を介したほうが良いと思います。
日本との比較
日本は介護保険で自己負担率1割から3割、要介護認定で限度額が変わるなど計算が複雑すぎて分かりません。
ただ、日本で介護ヘルパーにかかる自己負担額の平均を調べてみると、5万円~8万円らしいのです。今後は確実にその2倍以上になるでしょう。自己負担率は3割まで上がるような気がします。だって介護保険料を払う現役の労働人口が激減しているのですから。
国民皆保険があだ
一昨年、パタヤで歯科クリニックに行って気づきました。日本は国民皆保険を自慢していますが、健康保険を効かせても日本の医療費のほうがタイの無保険の医療費よりも高いのです。
よく、盲腸になったら300万円もかかるとか言われますが、盲腸の手術を2回も3回もする人はいません。そんな希なケースを除けば、医療費もタイで無保険の方が安いような気がします。
人件費が日本のほうが3倍以上高いのと、国民皆保険があだになって無駄な診療報酬が発生するからだと思います。
タイのほうが良い
だから介護ヘルパー料金も、介護保険が効く日本より無保険のパタヤの民間ヘルパーのほうが安いのです。
また、日本では前述の通り介護の担い手も少なく、分単位で忙しく、介護保険適用範囲外の仕事は一切してくれないと思います。
さらに日本にいる外国人労働者は技能実習生制度のような短期契約が多いので、地震や災害などで日本の経済が混乱したら一斉に本国に帰国してしまい、医療や介護サービスがマヒすると思います。
特に介護、給食、リネン、清掃などがたち行かなくなるでしょう。まさに地獄です。
国民皆保険制度も年金制度も、人口がどんどん増えていく前提で作られたものなので、人口が急速に減少していけばいつかは破綻します。いや、もう破綻しかかっているはずです。
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パタヤに軍配
損得だけ考えると、どう考えてもパタヤで介護を受けた方が良さそうです。安いし暖かいしサービスも期待できます。タイは医療レベルが高く、各施設には看護師もいるし提携病院も必ずあります。
しかし問題点が1つだけあります。
パタヤの各施設はファランを想定しているので日本語対応のスタッフはいないのです。パタヤに住む日本人は少ないので、今後も日本人スタッフは期待できません。逆に通訳をやる人がいたら大きなビジネスチャンスでもありますが。
スワンナプーム空港近くの高級ホテルを改造した老人ホームは
スワンナプーム空港近くの高級ホテルを改造した老人ホーム「カミリアンホーム」は日本語対応スタッフがいるらしいですが、パタヤの施設には今のところいません。
私は英語を話せるから問題はありませんが、パタヤで快適な老後をおくろうと思うなら、信頼できるパートナーを見つけるか、今からでも懸命に英語を練習することをおすすめします。
決め手は英語力
Google翻訳でも意思の疎通は可能ですが、急いでいるときなどは片言でもいいので英語で話せるようにした方がいいです。
読者のみなさんが老後生活を考える時に参考にしていただけたら幸いです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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