北朝鮮とアメリカの密約:北朝鮮は本当に脅威か

かぶとたいぞうです。

現在、北朝鮮の金正恩氏と米国のトランプ氏の会談が進み、核が完全撤廃されて平和が実現しそうな感じがしていますが、私はあまり楽観視していません。



最高の軍需セールスマン、トランプ氏と金正恩氏の密約

北朝鮮は過去にも同じようなことを何回も演出しては約束を反故にしてきました。今回も同じようなことになるのではないかと憶測しております。

今回の首脳会談では、最初の30分程度、金正恩氏とトランプ氏の2人だけで何かを話したようです。

私の憶測では、米国と北朝鮮はこれからも裏で話を合わせながら、平和と危機を交互に演出して、お互い、国民の求心力をしっかり掴んで、軍需産業が儲かるように協力しあおう、と意思一致したのではないかと思います。

トランプ氏は「自分は最高の軍需セールスマン」だと自ら豪語しているのです。

金 正恩とトランプ大統領

今から5~6年前に別のブログに投稿した、「北朝鮮脅威の真実」という文章をこちらに転載致します。

トランプ氏が大統領になるずーっと前、金正恩氏も最高指導者の地位を継承して間もない頃の記事ですが、今から読み返しても、我ながら的を得た文章だと自画自賛しております。

*** 以下 転記 ***

いかにも恐ろしい北朝鮮の金 正恩(キム・ジョンウン)氏

北朝鮮は恐ろしい。まず、何といっても、ものの言い方が恐ろしい。「無慈悲に」総攻撃し、「火の海」にするという。なんと、恐ろしいことだろう。

新しいリーダー、金 正恩(キム・ジョンウン)が恐ろしい。童顔であどけない顔。単なる小太りの若者だと思っていたが、最高指導者の地位を継承したら、猛然と軍隊を指揮する。童顔だけに、何をするか判らないので恐ろしい。

北朝鮮は、いつも絶妙なタイミングで周辺国を脅かす。今回が初めてではない。思い返すと、毎年のように何かを仕掛け、2~3年毎に大きな事態が起こりそうになり、ハラハラさせる。

結論から言うと、北朝鮮は口だけで何もしない。たぶん、今年も何も起こらないし、これからも何も起こらないだろう。



北朝鮮はこれからも何もしない

本気度を示すために、時々は多少の行動を取るだろう。でもそれは、どこかの海にロケットを落とす程度だろう。

ジェスチャーのつもりが、何かの弾みで本当の戦争になることも、あるかもしれない。しかし、すぐに解決して沈静化するだろう。

もし米国が本気で北朝鮮を叩き潰そうと思ったら、3日もあれば可能だろう。

北朝鮮は国土が狭く、逃げるところが少ないから、金 正恩をあっという間に捕獲するだろう。中国がかくまれは長引くが、中国も今は米国と戦う気はないだろう。

また、中国は最近、北朝鮮に面子を潰された格好なので、北朝鮮に対して苦々しく思っているはずである。助けないだろう。

北朝鮮のお陰で武器弾薬が売れる米国の軍産複合体

では、なぜ北朝鮮を生かしておくのか。

実は、北朝鮮が何かを仕掛けて脅威になると、米国は韓国と日本に武器が売れる。

韓国は今年も1兆円ほどの武器を米国から買った。日本も軍備増強を検討している。

北朝鮮が大騒ぎして、米国が日本や韓国に武器を売る。このパターンがずーっと定着しているのだ。

米国と北朝鮮が組んで芝居をしているのか、たまたまお互いに利用しあっているだけなのかは判らないが、当面、この三文芝居は続くのだろうと思う。

北朝鮮が「無慈悲」に「火の海にする」と言えば、この不景気に武器弾薬が飛ぶように売れるのだから、米国の軍産複合体は北朝鮮様様のはずだ。当面は絶対に潰さないだろう。

*** 以上 転記 ***

全て私の憶測ですが、このような世界観があってもいいのではないかと思っています。

参考になれば幸いです。
ごきげんよう。

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著者かぶとたいぞう拝。


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