【パタヤでの安らかな死にかた】死ぬ時は、私のアパートで死んでいったファランの老人たちをお手本にしたい

かぶとたいぞうです。

最近は死ぬ話ばかりで恐縮ですが、死を意識するということは、今を楽しく生きるということですからご了承ください。



パタヤのアパート

私がパタヤで住んでいるアパートは、 のべ 50部屋ぐらいあり、私以外は全てファラン (欧米人)です。

そのアパートでは、私が最年少です。 平均年齢はおそらく 70歳から75歳だと思います。 みんなパタヤの在住歴が長い人ばかりです。

彼らはアパートで毎日のんびり楽しく生活しています。 ほとんどの人は現地妻や 恋人、 あるいは ヘルパー 代わりの同居人と暮らしています。

ゆったりした空間

中庭には大きめのプールがあり、 プールサイドで日向ぼっこをしたり木陰で横になったり、読書をしたりしています。 夕方からはプールサイドバーが開くので のんびり飲んでる人もいます。

ちょっとしたリゾートホテルのような、 あるいはこじんまりとした老人ホームのような、そんな不思議な空間です。

そういう場所ですから、毎年2、3人ずつ住民が亡くなります。



今年の1月

今年の1月には、私と同じフロアの80歳の英国人が亡くなりました。

私とはそれほど 交流のある人ではなかったので、 聞いた話ですが、ほとんど老衰のような安らかな死に方だったようです。

私の部屋の隣のスコットランド人は、 アパートの中で一番世話好きの人です。 親切で人気者です。彼は、その英国人が亡くなる 1ヶ月くらい前から、英国人の家に毎日訪問して様子を見ていました。

最期

そしていよいよダメだなと思ったら、大家さん夫妻を呼んで、 一緒に調子を聞いたり病院に行くか、救急車を呼ぶかなどと話しかけていたようです。私はその様子を通路から見ていました。

その英国人は、病院に行くのを断り、 最後は夜寝ているうちに亡くなり、朝、同居人の年配の女性に発見されました。

スコットランド人が大家さんを呼び、大家さんが家族へ連絡したようです。



葬式

翌日には息子さんがみえて、 仮通夜を行ない、次の日の朝、家族、親しい友人らと一緒に近所のお寺で葬式をあげたようです。古くから住んでいるアパートの住人も十数人同行しました。

その日の午後はプールサイドで大家さん主催の「偲ぶ会」が行われました。英国人の家族や友人たちも参加しました。

私は、喪服がないので、黒いレギンスの上下を着て出席しました。 他の住人たちも 黒い T シャツなど 似たような服装でした。 常夏の国ですから スーツを着る人はいません。

偲ぶ会

大家さんが故人の生前の活躍、人柄などを紹介し、ビールで献杯しました。

ご家族はみんなに料理を振る舞っていました。

「私も願わくば、こういう 死に方をしたい」

そう思いました。



安らかに死にたい

久坂部羊さんの本にもありますが、救急車を呼んで 延命治療をすると地獄のような苦しい 最後になっていたと思います。

私自身、かつて 老人病院に入院したことがありますから、人工呼吸器 や胃ろうに繋がれて、唸るだけの生命を毎日毎日維持させられている老人の悲しさ 辛さは見て知っています。 自分は絶対にそうなりたくないと思いました。

死ぬならタイがいい

日本にいると、 孤独死で死ねればいいですが、下手に誰かに発見されると必ず救急車を呼ばれ、悲惨な最後になりそうです。

私はパタヤのアパートの近隣住民 や大家さんに事前に伝えておいて、その 英国人 と同じような死に方をしたいです。寝ている間に死ねるなんて最高です。

日本と違って、 タイでは死を受け入れる姿勢がありますから、 あらかじめ 伝えておけば、周りの人に 看取られて安らかに死ぬことができそうな気がします。



日本でもできるが

日本でも看取ってくれる老人ホームや在宅医療もあるそうですが、誰かの指示で救急車を呼ばれる可能性もあります。

家族や周りの人に気がねなくパタヤのアパートで死ぬほうが私の性にあっています。

お盆で私の息子が孫たちを連れて遊びに来た時に、息子にはその旨伝えておきました。

パタヤが私の終のすみか

最初のころは、パタヤのアパートが私の終のすみか になるとは想像していませんでしたが、今は現実味を持ってそう思えるようになりました。

とても明るい気分です。

死に方が決まれば、生きている間に、人生を楽しもうと思います。

足腰の立つうちに、いろいろなことをしたいと思います。色々なところに行きたいです。



もうすぐパタヤ

今回は 札幌 生活が長かったので、パタヤに戻るのが待ち遠しいです。

でも、あと3週間足らずですから、 あっという間だと思います。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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