【パタヤ生活】2026年5月上旬、2人のタイ人にお金の無心をされた。その時に思ったこと

かぶとたいぞうです。

札幌に帰る直前。

2人のタイ人の知人にお金の無心をされました。

詳しく書くと本人が特定されてしまうので人物像はぼやかします。1人は男性でもう一人は女性です。2人はたぶん知り合い同士ではありません。



私の状況

私は今年の3月までストイックな節約生活をしていました。

人よりも早く年金を貰い始めた(繰り上げ受給)ので、節約して少しでもお金を残して米国株を買っていたのです。今で言うNISA貧乏です。

そして今年の4月から、米国株を買うのをやめて、ほんの少しですが、使えるお金が増えました。

それが嬉しくて4月はけっこうお金を使ってしまいました。

はたから見ると羽振り良く見えたのかもしれません。

パタヤの状況

パタヤは今、大変な不景気です。タイバーツが高止まりで観光客が減り、ホテルの稼働率もかなり下がっています。

友人の飲食店経営者は「深刻な問題だ」と言っていました。彼はレストランとアパートを経営していますが、いずれも「コロナ禍以来の最悪な状況だ」と言うのです。



私は有頂天になっていた

そんな中、私は有頂天になっていました。不景気だからこそ、みんなを喜ばそうと、いろいろな店でベルを鳴らしたり大盤振る舞いをしたのです。それが良くなかったようです。

5月に入って、ある男性からメッセージが届き、会いたいと告げられました。札幌へ帰る前で大掃除をしたり忙しかったので、メッセージで用件を言ってくれと伝えました。

すると彼は「お金を貸して欲しい」と言うのです。

誰から聞いたのだろう

彼とはラインで繋がっていますが、それほど親しい間柄ではありません。ある飲食店で知り合った常連仲間です。しばらく会っていませんでした。

いったい誰から私が羽振り良く振る舞ったことを聞いたのでしょう。

パタヤは小さな街なので噂は早いのかも知れません。



もう一人

どう断るか迷っていたら、別の人(女性)からも似たようなお金の無心のメッセージが届きました。

「5,000バーツ貸して欲しい」と言うのです。

彼女もある飲食店で知り合った常連仲間ですが、最初の男性とは違う店の常連です。2人が知り合い同士とは思えません。店の場所もかなり離れていますし、男性のほうの店は女性客はほとんどいないパブリックバーです。

困ってしまいました。

私にも余裕はない

お金は無いわけではありませんが、人に貸せるほどの余裕はありません。

私の年金は、離婚の時に女房に半分譲り、さらに繰り上げ受給で3割引かれたので、ほんのわずかなのです。米国株の配当だってわずかです。他に印税収入がありますが、月に数千円です。すべて合わせても、一般的な年金生活者よりは少ないのです。

さらに最近はタイバーツが高止まりで、物価も上がったので、まったく余裕はありません。



たまに飲みに出る程度のお金しかない

それでも今までのストイックな節約が身に付いたので、たまに飲みに出る程度のお金は残ります。

4月は少し無理をしたのです。

5,000バーツ貸せば、次に10,000バーツ貸してくれと言われるでしょう。

その時、ふと大学生の頃の記憶がよみがえりました。

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大学生の時の思い出

初めての一人旅。メキシコの「ファレス」でのこと。

私は米国での貧乏旅行の途中、サンアントニオから国境の橋を越え、初めてメキシコに入りました。メキシコの国境沿いの町ファレスです。

国境を無事に越え、長い一本道を歩き、道沿いの土産屋を覗き、屋台でタコスを食べました。



嬉しくなった

米国に比べ、あらゆる物価が安くて嬉しくなっていました。

町の中心部に向かう道端には多くの子供たちがいて、旅行者と見ると寄ってきて手を出します。手の平を上にして、金品を求めるのです。

私は自分も貧乏なのに、子供たちをかわいそうに思い、つい、ポケットの中の小銭を子供たちにあげてしまいました。

すると子供たちが大勢集まってきました。

大勢の子供たち

私は一列に並ぶよう促し、小銭を1枚ずつ渡そうと思っていましたが、遠くから様子を眺めていた少し年上の男の子たちがどっと現れ、必死な顔つきで手を出しました。どこに潜んでいたのか、さらに子供たちが増え、押し合いへし合いになりました。

子供たちはみんな必死な顔です。100人くらいの子供たちの顔、手。恐ろしいくらいです。

子供たちの顔は次第に必死を越え、狂暴になってきました。



あわや

何人かの男の子は、私のポケットに手を突っ込みました。

当時の私は21才。ラグビーで鍛えた腕力と体力に自信がありましたが、「やられる」と思いました。

近くのお土産屋の主人が棒切れを振り上げて子供たちを怒鳴りつけ、追っ払ってくれなかったら、私は身ぐるみ剥がされていたでしょう。いや、私は抵抗するだろうから、殺されたかもしれません。

今思い出してもゾッとします。

以来、私は中南米では二度と人にお金を見せなくなりました。

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金の貸し借り

親しい間柄で、家も素性もよく知っており、明確な理由と返す明確な算段を説明されたら、場合によっては考えるかもしれません。来週お金が入るから、とか、来月の給料日までとか。

しかし、今回は2件とも親しい間柄ではなく、ただ「困っているから貸して欲しい」と言われました。お金は決して返ってこないでしょう。親しい人ではないから気軽に無心したのでしょう。あるいは知っている人すべてに無心したのかもしれません。



きっぱり断ったら、あっさり返事が来た

「私もお金に余裕がない。むしろタイバーツが高止まりで私も生活に困っている」ときっぱり断ったら、「分かった」とあっさり返事が来ました。しつこくされなくて良かったです。

2人とも遊び金が欲しいのではなく、本当に困っているのでしょう。タイは今、本当に不景気なのです。

短期旅行者で、金にモノを言わせて遊びたい人には、今のタイは大チャンスかもしれません。

でも気をつけて下さい。彼女らも必死ですから。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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