かぶとたいぞうです。
私が3月下旬に那覇から札幌の自宅に戻ってきて、一番最初にやったのが、手作りの巣箱を庭の松の木にかけることでした。
昨年の秋に松の木からはずし、中をきれいに掃除して、十分に日光消毒した後にニスを塗って、物置に保管しておいたのです。
今は雪がとけて巣箱に手が届きません。しかし那覇から戻った直後の3月下旬には、まだ我が家の庭には1m以上雪が積もっていました。だからハシゴを使わなくても巣箱を松の木にくくりつけることができました。
急いで巣箱をつけた理由
急いで巣箱をつけたのは、小鳥が早い時期から巣作りの場所を探し始めるからです。
実際に卵を生むのは4月以降、5月とか6月ですが、小鳥はもっと前から偵察して、巣作りの候補地を探るようです。だから巣箱をかけるのは早ければ早いほど良いのです。
昨年の「ハクセキレイ」
思えば昨年初めて巣箱をかけ、最初に巣作りを始めたのがハクセキレイでした。
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ところがハクセキレイのツガイがせっかく巣作りを始めたのに、スズメが毎日邪魔しにきたのでハクセキレイのツガイは逃げ出してしまったのです。
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もどってきた「ハクセキレイ」
その後諦めていましたが、6月に入ってハクセキレイのツガイが巣箱に戻ってきたのです。
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色も同じ白黒なので、てっきりハクセキレイだと思っていました。
戻ってきたのはハクセキレイでなかった
しかしこのブログを読んだ読者の方から、これはハクセキレイではなくてシジュウカラだと教えていただきました。
一番最初に巣箱に入ったのも、今から当時のブログの写真を見ると、どうもシジュウカラだったようです。
絵で書いたらよく分かります。こんな感じです。
ハクセキレイとシジュウカラ
最初ネットで調べた時に、シジュウカラの写真の羽が緑や黄色だったので、これは違うと決めつけていました。でも白と黒だけのシジュウカラもいるようです。我が家に来たのが、まさにその白黒のシジュウカラでした。
昨年は遅い時期に卵を生んで、親鳥は暑い中せっせと餌を運びました。
シジュウカラのヒナが巣立つ日、私はバイクで北海道一周のキャンプをしていましたから見ていません。でも戻ってきて巣箱の中を見ると、もぬけの殻でした。立派に巣立ったのです。
巣箱はこれからも毎年かけるだろうと思って、しっかり掃除して防腐用のニスを厚く塗って保管しておいたのです。
そして今年。
今年もやってきた
早くも小鳥が偵察に来て巣箱に入りました。色黒のシジュウカラです。
最初は1羽でしたが、次の日は2羽で来て、巣箱に入ったり巣箱の周りを観察していました。おそらくツガイです。
去年我が家の庭から巣立ったシジュウカラかもしれません。
残念ながらシャッターチャンスを逃しましたが、次回来たら写真を撮ります。
今日はまだ来ていません。
今年も我が家の庭から新しい小鳥が巣立ちますように
私の手作りの巣箱に今年もかわいい小鳥が入りますように。そして卵を生んで、育てて、今年も我が家の庭から新しい小鳥が巣立ちますように。
祈ります。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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