【下がり続ける円】タイバーツがとうとう3.6円を突破した!

かぶとたいぞうです。

日本円が下がり続けています。対タイバーツでも下がり続け、とうとう1タイバーツが3.6円を超えてしまいました。



円が下がるのはいいことだという人がいますが、私は最近、ただ単に日本の経済力が衰えて日本円の価値が下がってきているだけではないかと懸念しています。



今は円安が国益ではない

私が小学生の頃は、「日本はアジアの国々から安い原材料を仕入れて製品を作り、米欧に輸出する加工貿易で成り立っている」と学びました。

だから、当時は円安は輸出には好都合だったのです。米国から代金として支払われるドルの価値が高ければ高いほど儲かるからでです。

でも今は違います。日本のメーカーはとっくに海外に生産拠点を移してしまいました。輸出はかつてほど大きくなく、むしろ食品などの輸入のほうが大きくなっています。

輸入が増えた今、国民は円高を求めている

円高になれば海外から安くモノを輸入できるので、むしろ円高が望まれるはずです

「輸出に有利な円安が国策に添っている」なんていう理論は今の日本ではまったく通用しません。小学生でも分かっていることです。

それなのに、今でも円安は歓迎で円高は困ると言うのです。



円安は日本国内の物価を上げるだけ

円安になると海外からの輸入品の値段が上がります。今の日本は食品など生活に関連するものは輸入品ばかりなので物価が上がります。インフレです。物価が上がると国民は生活が苦しくなります。

しかし世の中には物価が上がるのを喜ぶ人たちもいるのです。多額の借金を負っている人たちです。

借金のある人がインフレを切望する理由

物価が上がれば相対的に貨幣価値が下がります。物価が2倍になれば借金は実質的に半分になります。だから借金のある人はインフレ大歓迎なのです(固定金利の場合)。

今の日本で一番多くの借金を抱え、借金が半分になったら大喜びする人は誰か。

もちろん国家です。



国家は借金を減らすためインフレを切望している

円安で輸入品の値段を上げることが一番手っ取り早くインフレを起こせるので円安を喜ぶのです。そのためにマイナス金利にして円安を誘導してきたのです。

あれだけの反対を押し切って消費税を上げたのも、税収増を狙ったのではなく物価高を狙ったのかも知れません。

思惑通り円安になって政府は喜んでいると思います。しかしその原因が日本の経済的価値の下落によるものであれば糠喜びしていていいのでしょうか。

日本円は安全資産?安全通貨?

今でも「安全資産としての円」「円は安全通貨」という人がいますが、私は本当だろうかと疑問に思っています。

確かに日本はバブル期以来、ずっと物価が変わっていないので、日本国内での通貨の価値は安定しています。

20年前も軽自動車は100万円程度でした。今でも100万円程度です。この20年間100万円の価値は変わっていません。

10年で物価が2倍にもなる国の通貨を持つよりも日本円を持つほうが安全です。

しかし日本に住んで日本でものを買うなら日本円を持っていることが安全かもしれませんが、将来他の国の通過に交換するつもりなら対外的価値が重要になります。



少子高齢化で人口減少の日本の通貨に高い対外的価値があるのか

超少子高齢化が進み人口が減っていき、産業も衰退しつつある日本の貨幣が対外的にそれ程魅力的なものだとは思えません。

最近の円安にしても国内の報道機関は「米中貿易戦争が年内にまとまるという楽観的予測により、安全資産としての円を手放す動きが進んだ」みたいなことを言っています。

とこころがトランプ米大統領はツイッターで「中国との交渉に妥協はしない。年内にまとまるなんてことは期待していない」と発言しています。

安全資産、安全通貨としての日本円は単なる言い伝え

世の中に危機が訪れたら円が上がり、危機が去ったら円が下がるというのは、少なくとも最近は当てはまらないような気がします。

そんなことを今でも言っているのは日本のマスコミだけじゃないかと思います。



かつては1タイバーツが2.5円だった

以前は1タイバーツが2.5円の時がありました。その時はタイの物価がとても安く感じました。

カオパット(チャーハン)が40バーツだと聞いて計算したら100円。

「へぇ~、100円かぁ」と喜んだものです。

今では同じ40バーツでも144円(40バーツ×3.6)です。

物価が上がったのではなく円の価値が44%も下がったからです。

カオパットが144円でも日本人には充分安いですが、100円の時を知っているだけに悔やまれます。あの時タイバーツをもっと買っておけば良かったと。

今後日本円はもっと下がるから海外金融資産に換えておく

現在私が持っている金融資産は米国株、米ドル、タイバーツなど既に外国金融資産の割合が高いですが、今後はもっと増やしていこうと思っています。

そのうちに日本円は好むと好まざるとに関わらず、今よりももっと安くなっていくような気がするからです。

そうなったらどんどん物価が上がり、政府は借金が減るから大喜びですが、国内金融資産(預貯金など)しか持たない庶民は生活が苦しくなります。

私は米ドル資産とタイバーツに逃避して難を逃れるつもりです。



次の円高局面を狙う

為替も相場なので短期的には円が上がる時も来るはずです。私は次のその時を狙っています。

どのみち米国株を買うのに米ドルは必要なので、いくら買っても無駄にはならないのです。

ごきげんよう。


【関連性の高い記事】



この記事があなたのお役に立った場合、下の「いいね!」をクリックして頂けると、たいへんはげみになります。

Pocket

【あわせて読みたい】


同じカテゴリーの最新記事5件


「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。


記事のカテゴリー/タグ情報

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*