【米国株長期投資のすすめ】どうしてみんな株の短期売買で儲けようとするのか

かぶとたいぞうです。



株の売り買いで儲けようという考え方

多くの人は株の売り買いで儲けようと考えます。つまり買った株が値上がりすれば売って、買った時の値段との差額を儲けようとするのです。

確かに10万円で買った株が15万円で売れれば5万円儲かります。

株式短期売買:kabutotai.net

私も以前はそう考えていました。そしてやればやるほど損をしました。

株が上がるか下がるかは誰にも分からない

それもそのはず。買った株が上がるか下がるかは誰にも分からないのです。上がる時もあれば下がる時もあります。

目論見通りに上がれば売って儲かりますが、下がれば不安になり狼狽売りして損をします。

株が上がるか下がるかは時の運。丁半博打のようなものなので成功率は半々ぐらいでしょう。これを頻繁にやれば証券会社に支払う売買手数料と国に支払う税金の分だけ持ち金は目減りします。



素人が株の売り買いで儲かるとは思えない

いや、市場参加者は海千山千のツワモノ揃いです。素人が売り買いで儲けようと思ったらカモにされるでしょう。勝率3割がいいところではないでしょうか。

「上がる、上がる」と言われて買ってみたら、おおかたの予想に反して下がった、なんてことはよくあることです。

アナリストの予測はほとんど外れます。わざと逆のことを言っているのではないかと思うぐらい外れるのです。

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株の短期売買は全くのギャンブル

素人が短期売買で儲けようと思っても儲からないのはちょっと考えれば分かることなのですが、

「いや、時の運ではない」

「株式必勝法がある」

「儲かっている人もいる」

「チャートを読み解けば上がるか下がるかは判る」

などと言って譲りません。言っていることがギャンブル依存症の人となんら変わりません。

特に女性で株の短期売買をやる人は全くギャンブル気分です。「女の勘が働いた」とかと言って果敢に売買しますが、儲かった話を聞いたことがありません。勘違いも甚だしいです。

競馬やパチンコばかりやっていると世間から白い目で見られます。しかし株をやっていると言えば聞こえがいいです。それで株をやっているだけで、実態はギャンブルとなんら変わりません。一攫千金を夢見ているのです。



以前このブログの「ファン」だという女性から頂いたメール

以前このブログのファンだという女性からメールを頂いたことがあります。

「かぶとたいぞうさん。いつもブログを拝読させて頂いております。ところで、どの株を買ったら儲かりますか?」

まるで勝ち馬券を教えてくれと言わんばかりの質問でした。

私は返事を書きました。

「申し訳ありませんが、株が上がるか下がるかは予測できません。ましてや個別銘柄の上がり下がりは誰にも分かりません。長期投資をおすすめします」

私の返事に対する女性「ファン」からの返信です。

「がっかりしました。分からないのはあなたが勉強不足だからです」

私はこのブログでは一貫して米国株への長期投資をすすめているのです。個別銘柄の上がり下がりを占ったことなど一回もありません。

このブログの「ファン」などと言っていますが、本当に私のブログを読んでいるのだろうかと疑問に思いました。

株は短期で儲けようとすると失敗する

短期間で儲けようとすると失敗する確率がうんと上がります。焦るからです。

どんな株でも3〜5年も持てば上がるのですが、短期売買する人はそんな長い期間待てないのです。

それどころか買った株がものすごく下がって狼狽売りして大損した経験のある人は、買った株がちょっとでも下がったら臆病になってすぐに売ります。

逆に買った株がせっかく上がったのに「もっと上がるかもしれない」と欲をかいてその後下がって売り時を失った経験のある人は、ちょっとでも上がったらすぐに売って利益を確定します。

そんなやり方だと証券会社に支払う売買手数料のほうが高く付くのではないでしょうか。



上がったら買い、下がったら売る

他に失敗する短期売買の典型例としては、

「上がったら買い、下がったら売る」と言うものがあります。

それをすすめるのはもっぱら証券マンですが、「上がる株はもっと上がる可能性が高い」、「下がったら損失が大きくなる前に売ったほうがいい」と言う理屈です。

上がった株を買って下がったら売る。そんなことをすれば必ず損をします。

下がった株を買って上がったら売る。これなら儲かります。子供だってわかることです。

それなのに「上がったら買い、下がったら売る」のです。儲かるのは証券会社だけですよね。

いずれにしても株の売り買いで短期間に儲けようとするのはやめたほうがいいです。どうやったって儲かるような気がしません。

株は長期投資に限る

長期投資ならそれほど大きく儲かりませんが絶対に損はしません。

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潰れそうにない会社の株を買って、ずーっと持ち続ければ年間3〜5%の配当が入ってきます。それで充分なのです。

その会社が潰れさえしなければ損はしません。その会社が配当を出し続けてくれさえすれば必ず得をします。

長い目で見れば株の上がり下がりは気になりません。売らないのですから。



私は一貫して米国株長期投資をすすめてきた

このことを私はこのブログで一貫して訴え続けてきました。その都度言い方を変え、例えを変えて説明してきました。

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それなのに、どう伝えても長期投資の心得は伝わらないようです。

私のごくごく親しい人から最近頂いたメール

先日も私のごくごく親しい人からメールを頂きました。

「かぶとさんのまねをして○○(株式銘柄)を買いましたが、下がっちゃいましたね」

私はその銘柄をもっと買いたいので、もっと下がってほしいと思っていたのですが、その方のメールの行間から読み取れるのは次のようなニュアンスです。

「かぶとさんがすすめるから○○を買った。上がったら売って儲けようと思ったけど、逆に下がって損をした」

とても残念です。ごくごく親しい人ですらこうなのです。



どうしてみんな株の短期売買で儲けようとするのか

株の売買で儲けようという考え方はどうやっても無くならないのですね。資本参加して死ぬまで配当を得るという考えかたにはなれないのですね。

日本人には株式の長期投資はどうやっても普及しないようです。

そして多くの人が株の短期売買に手を出して失敗するのです。

今でも「株は怖い」「株には手を出したくない」と考える日本人がたくさんいる理由がここにあるのだと思います。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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