【老後資産としての米国株】使えば減る貯金と使っても減らない株のちがい

かぶとたいぞうです。

分かりやすい計算例を用いて、貯金と株の違いを説明します。

60歳までに3千万円のお金を貯めるとします。60歳になったら、そのお金を毎月10万円ずつおろして使うとします。





3千万円の貯金は25年で無くなる

1年で120万円を使うことになるので、10年間で1200万円。25年たったら3千万円すべて使い終わります。その時自分は85歳。貯金の残高は0です。

毎月10万円ずつ使うと、3千万円の貯金は25年で無くなるのです。85歳で貯金の全てを失うのです。

いっぽう、同じ3千万円を米国株に投資した場合はどうでしょうか。

株の配当を使っても株は無くならない

最初は税引き後配当率3%程度を狙いますが、米国の優良企業の株なら増配により配当率が上がっていきます。平均4%として計算しても極端な計算例とはならないでしょう。

3千万円の4%は120万円です。つまり、1年間で税引き後120万円の配当金を得られるのです。もちろん税引き後ですから手取り金額です。1年間で120万円なので、1ヶ月では10万円です。

*実際は投資し始めて最初の2~3年は毎月8万円程度、その後増配により、毎月10万円になり、さらに増配で毎月12万円に、というように徐々に上がっていきます。ここでは分かりやすいように平均して10万円としています。

さて、同じ10万円ですが、貯金の場合は使えば減りました。しかし、株式の場合は配当を使っても株自体(元本の3千万円)は減りません。

毎月10万円の配当は年間で120万円、10年で1200万円、そして25年で3千万円になります。

3千万円の米国株長期投資は税引き後配当率4%で運用すると、25年で元が取れるのです。



85歳で3千万円の差がつく貯金と株

同じ85歳でも、貯金の場合は残高が0で、株式の場合は元本の3千万円が残ります。

株の場合は、もう元はとりましたので、その時、株価が上がっていようと下がっていようと関係ありません。その後、株が上がるか下がるかも関係ありません。

その会社が潰れない限り配当はまだまだ続きます。死ぬまで配当は続きます。

いや、死んでも相続人が配当をもらい続けます。相続させたくないなら、適当な時期に売ってしまって何かに使えば良いです。

元本割れするのはどっちだ

株は下がるから怖いとか、元本割れするから怖いと言う人がいます。それに比べて貯金は元本が保証されているから安心だと言います。

でも上記の計算例を理解できるなら、どちらが元本を割っているのか分かるはずです。貯金は元本割れどころか、使えば元本が全て無くなります。

貯金は使うために有ります。一生使わないで死ぬ人はいません。いつかは使うのです。使い始めると元本は割れて、最後には全て無くなるのです。

いっぽう、株は短期的に見ると上がったり下がったりしますが、25年の歳月で見ると、配当を使っても使っても元本を割ることはないのです。元さえ取れればあとは配当をもらい放題なのです。そして元本はいつまでも残るのです。

もちろん、株投資にはリスクがあります。リスクがあるからこそ、それに見合ったリターンがあるのです。しかし、4%の配当率は低リスク低リターンです。

要は潰れない会社を選べばいいのです。米国には100年以上続いている安定企業がいくらでもあります。大事なのは会社選びです。

私は儲かる会社は選びません。株価が上がりそうな会社も選んでいません。潰れないだろう会社、世の中から無くならないだろう会社を選んでいます。

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2千万円でも1千万円でも応用可能

投資可能資金が2千万円の人は、同じ計算でダウンサイズすると、1ヶ月6万6千円の配当が得られます。これでどうにかやりくりしてください。他に収入があれば十分やっていけると思います。

投資資金が1千万円の人は毎月3万3千円の配当です。少ないようですが、毎月決まって入ってくる3万円超のお金はありがたいものです。使っても元本の減らないお金です。

ここまで説明しても「でも、やっぱり」という人はもういいです。米国株長期投資には向いていないのです。

そういう人は老後を逃げ切るために5千万円くらい貯金しておいてください。1ヶ月に10万円ずつ使っても41年持ちます。100歳まで生きてもぎりぎりセーフな金額です。

それもできない人は死ぬまで働くか、もっともっと切り詰めて最低限の生活をするしかないでしょう。それも人生です。

人生を選ぶのは自分自身ですから。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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