パウエルFRB議長の発言で、米国もいよいよ利下げ確定か

かぶとたいぞうです。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は10日、下院金融サービス委員会で証言し、貿易摩擦や世界経済の減速に対処するため「必要に応じて行動する」と述べました。



米国がいよいよ利下げか

これは簡単に言うと、米中貿易戦争の影響や、世界経済低迷で、米国の景気の先行きが心配なので、景気テコ入れのために利下げをする用意があるという意味です。



トランプ大統領の度重なる利下げ注文に屈しない独立性を強調していたパウエル議長でしたが、とうとう自ら利下げを示唆する発言をするに至りました。

7月末に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げが決定されれば、米国では10年ぶりの利下げ実現となります。

昨夜からドル安

このニュースを受けて、国際為替市場では昨夜から急激なドル安となっております。

今日のドル円相場チャート

ただ、ついこの間まで1ドル107円台で推移していたものが、108円台後半までジリジリと上げていった後でのドル安なので、それほどインパクトは感じません。

察するに、既に米国の利下げをおりこんで一度はドル安になった。しかし、6月の雇用統計の好調な結果など直近の経済指標が良かった。利下げが遠のくとの予想でドル高に転じた。しかし今回のパウエル発言でやはり利下げだと判断してふたたびドル安に戻った。といった動きではないでしょうか。

私は前回1ドル107円になった時に大量にドルを買っていますので、今回のドル安はまだまだ物足りない感じです。

一気に105円程度まで下がって欲しいところですが、市場関係者はまだまだ「おっかなびっくり」慎重な動きです。今まで米国の金利予測は二転三転してきたからだと思います。



今はドル安だが円高ではない

私は今年、タイのリタイアメントビザを取得するために、7月中に約300万円のタイバーツを買わなければなりません。しかし、いくらドルが下がっても、タイバーツも同時に下がるわけではありません。今は「ドル安」なのであって「円高」ではないのです。

この機会にドル安と同時に円高にもなって、タイバーツが下がればいいのですが。

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タイバーツはともかくとして、まだまだ米国株を買い足すつもりの私には、ドル安は大歓迎です。さらに米国株も思いっきり下がってくれれば、もっとうれしいです。

ごきげんよう。


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