【米国株】株投資の本当の意味:大事なのは配当。評価額や評価損益はどうでもいい

かぶとたいぞうです。

私たちは税金を払う一方ですが、税金をもらう立場になりたいと思ったことはないでしょうか。



王様やお殿様になれば税金をもらえる

国民や領民は税を払う立場です。王様とかお殿様とかはその税をもらう立場です。だから、王様とかお殿様になれば税金をもらう立場になれるのです。



どうすれば王様やお殿様に成れるのでしょうか。たぶん、王様やお殿様の子供でないと成れないと思います。一般の人は、自分で小さな王国でも作らない限り、一生、王様やお殿様にはなれないのです。

現代社会では誰でも王様、お殿様になれる

現在、世の中を牛耳っているのは多国籍企業です。多国籍企業の収支規模は、小さな国の国家予算をはるかに超えます。実際、国家より多国籍企業のほうが政治力があります。ロビー活動を通じて国家をも動かしています。

多国籍企業の頂点に立つのは大株主です。たいていは創業者あるいは創業者の子孫です。いわば王様、お殿様です。

世界中から巻き上げた利益から配当を得ています。配当は税金とは違いますが、一度体制を築いてしまえば何もしなくても広くあまねく大衆から富を得られるという点で似ています。

多国籍企業が王国や幕府とちがう点は、血筋の者に限らず、誰でも株主になることができる点です。

金を払うことによって、誰でも株主、いわば王様、お殿様と同等の地位を得ることができるのです。出した金額によって、税収(実際は配当ですが)の分け前をちょうだいする仕組みです。いわば共同王制、共同お殿様制度です。



多国籍企業に投資する本当の意味

実は多国籍企業に投資する本当の意味は、世界中から集めた富(昔で言う税)を一生もらう権利、立場、地位を金で買うことに他ならないのです。王様の地位を金で買うと言ってもいいでしょう。

米国株に長期投資する人は、このことをよくよく理解しなければなりません。

その権利、立場、地位を他人に転売して利ざやを稼ぐこともできますが、それが本来の目的ではないのです。

本当のお金持ちはお金を持たない、株を持つ

「金持ち」という言葉は、金(キャッシュや貯金)を持っている人ととられがちですが、実際の金持ちは現金や預貯金をあまり持っていません。現代社会では株を持っている人が本当の金持ちです。

「金持ち」という言葉がまぎらわしいのです。「株持ち」と言った方が正しいです。

それほどお金を持っていない人は、とにかく現金や預貯金に固執します。だから株をやっても常に転売して現金に戻すことばかり考えます。株を持つことの本当の意味を理解していないのです。

その証拠に、毎日のように時価の「評価額」や「評価損益」を見ます。そして「儲かった」とか「損した」と言うのです。転売する気が無いなら、時価も見ないし、評価損益も気にならないはずです。



資本主義の本当の意味、資産家の本当の意味

現代は資本主義です。「資本主義」という言葉は子供でも知っています。しかし、「資本主義」の本当の意味をよく考えたことのある人は少ないと思います。

多くの人は、「金だ」「金がすべてだ」と言いますが違います。金は単に物を買うための道具でしかありません。使えば無くなります。

「資本主義」なのであり、「現金主義」ではないのです。

今の世の中は資本が資本を生み成長します。そして資本が身分・地位を与えるのです。家柄でも学歴でもありません。

資産家への道

資産家一族はそれをよく理解し、資産、特に株式を保有することに全力投球します。資本、資産は現金と違って無くなりません。むしろ配当利益を生み、雪だるま式に大きくなります。そして同時に一族の身分・地位も向上するのです。

資産家一族はそのことをよく理解し、同じことを代々引き継ぐので、ますます富むのです。

いっぽう、そのような考え方を知らない家は、代々貧乏のままなのです。

私の説明が分かりづらかったらお詫びします。でも、もし何かに「気付いた」なら、貧乏の世襲を止めるのは、あなたの代かもしれません。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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