やさしいタイ語会話1:入門、初心者、初歩、簡単、旅行者向け

かぶとたいぞうです。

私は今、タイ語を覚えようと思っています。

タイには今まで何回も来ましたが、タイ語を覚えようと思ったことはありませんでした。タイではどこでも英語が通じたからです。

ところが今回初めてチェンマイのローカルエリアで生活してみて、タイ語を覚える必要性を感じました。

チェンマイでも旅行者のよく出没する地域のお店やレストランでは英語が通じますが、旅行者の行かない地域では英語は通じません。そして英語の通じない地域にある店や食堂のほうが圧倒的に安いのです。

つまり、安いものを買ったり安い食堂で食べるには、カタコトでもいいからタイ語を話さなければならないのです。

でも、ほんのカタコトでOKです。タイの人は親切なので、こちらの言うことを理解しようとしてくれます。

いくら学んでも通じない英語とは違い、タイ語はちょっと学んだだけですぐ役に立ちます。

【関連性の高い記事】





タイ語で「いくらですか」は「タオライ」

どこの国でも値段を聞く言葉は、挨拶と並んで一番最初に覚えるべき言葉です。英語では「ハウマッチ」スペイン語では「クワント・クエスタ」。

タイ語では「タオライ」と言います。

必要最低限、この言葉と数字の数え方さえ覚えれば生活はできます。

「タオライ」。これをどのように覚えるか。

言葉は覚えるしかありません。語呂合わせでも、こじ付けでもいいから自分なりに工夫して覚えるしかありません。

タオ=道、ライ=来る、とこじつけて覚えるか。

タライに似ていると覚えるか。

タオルと関連付けて覚えるか。

自分なりに連想記憶術を発明して覚えてください。

覚えたらさっそく使ってみます。言葉は使えば覚えます。

店でものを指差して「タオライ」と言ってみます。

タイ人はとても親切ですから、指で表現しながら値段を教えてくれます。

たとえば、5本指を全て開いて(グー、チョキ、パーのパーの形で)「ハー」と言ってくれます。「ハー」はタイ語で5を意味します。

ちなみに、タイ語の挨拶はみなさん分かっているかと思いますが、

  • こんにちわ・・・サワディ・ーカップ(女性はサワディー・カー)
  • ありがとう・・・コップン・カップ(女性はコップン・カー)

タイ語での数字の数え方、値段の表し方

先の例で、相手がパーの形で「ハー」と言ったら、値段は5バーツかまたは50バーツです。おおよその物価を覚えておきましょう。そうすれば5Bなのか50Bなのかが分かります。

市場でおかずを買う場合なら、たいてい100gで20B~50Bくらいです。豚肉のBBQを指差して「タオライ」と聞いたなら、相手が言う「ハー」は50Bでしょう。実際には相手は「ハー・スィップ」と言っていますが「ハー」だけ分かれば充分です。

基本のタイ語:数字の数え方

  • 1・・・ヌン(ヌング)
  • 2・・・ソン(ソーング)
  • 3・・・サン(サーム)
  • 4・・・シー(スィー)
  • 5・・・ハー
  • 6・・・ホッ(ホック)
  • 7・・・ジェッツ
  • 8・・・ペェーッ
  • 9・・・カーオ
  • 10・・・スイップ
  • 20・・・イー・スイップ
  • 25・・・イー・スイップ・ハー
  • 30・・・サン・スイップ
  • 40・・・シー・スイップ
  • 50・・・ハー・スイップ
  • 60・・・ホック・スイップ
  • 70・・・ジェッ・スイップ
  • 80・・・ペェーッ・スイップ
  • 90・・・カーオ・スイップ
  • 100・・・ヌン(グ)・ロォーイ


覚えづらいのは2と20

よく使うものを赤字で表現しました。

先の例のように市場でおかずを買うときはだいたい20B~50Bです。ローカルな店で食事を注文するときも値段はだいたい30B~50Bです。ビール大瓶が安い店で50B~70B、高い店で80Bです。

だから、20B~80Bを覚えておけば日常生活の80%以上をカバーできます。語学学習ではないので、なにも1から100まで全て覚える必要はありません。

3,4,5は覚えやすいですよね。3はサンだし、4はシーだし、日本語と似ています。5のハーはパーと似ているのでこれも覚えやすいです。

少し覚えづらいのは2と20です。

2が「ソン」なのに対し、20は「ソン・スイップ」ではなく、「イー・スイップ」なのです。

日本語でも、4は「シ」だけど40は「シジュウ」とも言いますが、たいていは「ヨンジュウ」ですよね。覚えるしかありません。

ものの値段でソン(2B)というのはあまりありません。覚えるならイースイップ(20B)のほうです。

人にものを教えると自分が一番覚える

私は仕事柄、何かを人に教えると自分が一番覚えることを知っています。だから、タイ語講座はこれからも少しずつブログ上で続けていきたいと思います。

一度にたくさんは覚えられませんので、小刻みに。

次回は食堂で料理を注文する時のタイ語を学びます。ご期待ください。

ごきげんよう。


【関連性の高い記事】

この記事があなたのお役に立った場合、下の「いいね!」をクリックして頂けると、たいへんはげみになります。

【あわせて読みたい】


同じカテゴリーの最新記事5件


「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。


記事のカテゴリー/タグ情報

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*