米国株長期投資とは「お金を働かせる」ことであり「優秀な経営者を働かせる」ことでもある

かぶとたいぞうです。

米国株長期投資とは「金の成る木」を買うことであり、金の卵を産むニワトリを買うことでもあります。

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この概念をもっと理解していただくために、今日は少し言い方を変えて、「お金を働かせる」、「優秀な経営者を働かせる」という考え方についてお話します。

「金の成る木を買う」も「金の卵を産むニワトリを買う」も「お金を働かせる」も「優秀な経営者を働かせる」も全て米国株長期投資のことを別な言葉で表しているにすぎません。



お金を働かせる、お金に働いてもらう

言うまでもなく勤勉は美徳です。勤勉にまさるものはありません。若いときは一生懸命仕事をしてお金を稼いでください。私もそうしてきました。

しかし、歳をとると体力が衰え仕事ができなくなります。そうなると、

  1. お金に働いてもらう
  2. 若い人に働いてもらう

のどちらかを選ばなければ収入を得ることはできません。もちろんそのどちらも選択せずに預貯金や年金など若い頃の蓄えを切り崩して生活するという考え方もあります。しかし、長生きすれば蓄えだけでは足りなくなるかもしれません。

そこで、お金に働いてもらうか若い人に働いてもらうのです。

1番の「お金に働いてもらう」という考え方を具体化したのが、証券投資や不動産投資です。お金を出して毎月の収入が見込めるものを買います。

ただし不動産投資は証券投資に比べるとアパートの管理やクレーム対応など一部自分も働かなければならない場合があります。

いっぽう証券(株や債権)投資は証券会社に管理を全て任せるので全自動で収入が確保できます。

ゴールドや仮想通過、FXなどは、どちらかといえばギャンブルですから、ここで言う「お金に働いてもらう」対象にはなりません。株式も短期投資ならギャンブルです。

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2番目の「若い人に働いてもらう」という考え方もあります。証券市場が発達していなかった昔は、若い人に働いてもらうという考え方が主流でした。子供を後継者にする、養子をとる、弟子を作るという考え方です。

今でも、何かの店を出して若い人を店長にして任せる人がいます。これは簡単なようでとても難しいです。おそらく株式投資より回収不能になる確率が高いです。下手すると投資した金額以上の追加支出が発生したり、破産する可能性すらあります。

若い人に働いてもらうと言っても、人材を探したり、人を育てたり、管理したりすることは簡単ではありません。失敗することのほうが多いです。

うまくいったらいったで、優秀な人ほど独立します。それなのにこの分野に手を出す人は意外と多いのです。

若い人に働いてもらうより、お金に働いてもらうほうが簡単です。そのために準備されているのが株式投資や債券投資なのです。

優秀な経営者を働かせる、若くて優秀な経営者に働いてもらう

もうひとつの考え方が「優秀な経営者を働かせる」という考え方です。

私は28歳で会社を作り、30年間会社を経営しました。いろいろな人を育てましたが、結局後継者はできませんでした。厳しく育てすぎたのでほとんどの人は脱落しました。優秀な人は独立していきました。後継者を作ることがいかに大変なことなのかを知りました。

ところで、私は現在ペプシコの株を持っています。そして時々、次のように空想することがあります。

  • 仮に、私がペプシコの創業者で、何年もかかって事業を育て、後継者を育て、さまざまな経営環境を乗り超え、ペプシコを現在世界第2位の食品会社にまで育て上げたとする。
  • 自分はもう歳なので、若くて優秀な社長に全てを任せて自分は経営から退く。
  • 自分は今後、ペプシコのオーナーとして株式の配当で暮らしていく。

持ち株数の違いこそあれ、株主の権利という点では実際のペプシコの創業者オーナーと私の間にはいささかの違いもありません。配当率も同じです。

つまり、ペプシコの株を買うということは、創業者オーナー同様、優秀な社長を使って会社を経営させ、利益を配分させることと同じなのです。

私は自分の会社の後継者作りには失敗しましたが、ペプシコの株を買ったことにより、難なく優秀な経営者を働かせることに成功したと言ってもいいのです。

私が所有する米国株全てに関して同じことが言えます。

  • ペプシコ
  • ゼネラル・ミルズ
  • フィリップ・モリス
  • ジョンソン・エンド・ジョンソン
  • アッヴィ
  • ラスベガス・サンズ
  • ロッキード・マーチン

私はこれら世界トップクラスの会社をいくつも所有して、若くて優秀な役員たちに経営を任せていると言ってもいいのです。オーナーなのですから。

このように、米国株を長期保有するということは、世界の最も優秀な経営者を働かせていることと同じなのです。

自分で会社を創業して、長年かけて後継者を育てるのはとても難しいことです。また、店を出して若い人を店長にしても経営がうまくいく可能性は低いです。

それなのに、すでに世界のトップクラスとなっている会社のオーナーになることは、とても簡単なことなのです。その会社の株を買いさえすればいいのですから。



株式投資にはリスクがあり、多少の度胸が必要

自分で会社を起こす事も、人が創り上げた会社の株を買うことも、多少のリスクと度胸が必要です。世の中にはそのどちらにも決して手を出さない人がいます。

どこかに勤めて安定した給料をもらうことしか考えたことの無い人には、自分のお金で投資するなんていうことは、「清水の舞台から飛び降りる」より恐ろしいことのようです。

だから世の中には(日本だけですが)預貯金しか持たないという人が圧倒的に多いのです。

私は若いころ自分で独立開業した人間です。自分で開業することに比べれば、信頼性の高い上場株に投資することは、それほど高いリスクだとは感じません。倒産する可能性は低いし、何社かに分散投資すれば万が一のリスクも低減します。

ほとんど金利の付かない預貯金にお金を遊ばせておくのはもったいないです。そのお金に働いてもらう、またはそのお金で世界の最も優秀な経営者に働いてもらう、と考えてはいかがでしょうか。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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