キーパンチャー、通訳、時代の花形職業がまたひとつ無くなる

かぶとたいぞうです。

チェンマイ3日目です。今の時期のチェンマイは、昼はけっこう気温が上がりますが、朝夕はやはり寒くなります。

でも、乾季なので毎日天気が良く、からっとしているので快適です。



さて、今日は時代の流れとともに消えてゆく花形職種の話しをしたいと思います。



かつてキーパンチャーという、女性のあこがれの職業があった

私の一番上の姉は、かつでキーパンチャーでした。姉は昭和26年生まれです。

当時世に出たばかりの大型電算機(汎用コンピューター)は、情報を入力するために穴の空いたカードや紙テープを読み込ませていました。

穴を開ける機械は穿孔機(センコウキ)と呼ばれていました。キーパンチャーというのは穿孔機をたくみに操り、すばやく次々と穴を開けてゆく仕事です。空調の効いた電算室で座って行う、当時の若い女性のあこがれの職業でした。

今では穿孔機は博物館に行かなければ見ることができません。キーパンチャーという仕事もありません。

今でも時折、大型汎用機のプログラムをキーボードで打ち込むだけの仕事をする人のことを「キーパンチャー」と呼ぶことがありますが、それは当時の穿孔機を操作するキーパンチャーをもじって言っているだけで本当のキーパンチャーではありません。

IT技術は日進月歩で変わり、技能・技術はすたれる

時代が変われば技能のニーズも大きく変わります。特に科学技術やIT技術は日進月歩で進化するので、今もてはやされている技術が10年後にも通用するとは限らないのです。そのうちプログラマーの仕事も無くなるかもしれません。

若い人は身を守るために「手に職をつけよう」、「技術を身につけよう」と考えます。それは正しい考えです。



手に職をつける、生き残れる技術を身につける

しかし、どうせ考えるなら、その技術を次の3つの点で再検討した方が良いです。

  1. その技術は自分の得意分野か
  2. その技術は他の人には苦手、習得が難しいものか
  3. その技術はコンピューターには苦手、習得が難しいものか

まずは、自分にできること、得意なことから選ぶべきです。できないこと、苦手なことに時間をかける必要はありません。時間の無駄です。

誰にでもできる仕事は賃金が下がり、首を切られる

つぎに、誰にでもできる仕事は自分の将来賃金をディスカウントします。誰にでもできる技術は、賃金の安い外国人労働者と仕事を奪い合い、最後には容易に首を切られます。他の人ができない技術、できる人が少ない分野の仕事、他の人がやりたがらない仕事から選んだほうが有利です。



コンピュータ、人工知能、ロボットに仕事を奪われないか

最後に、他の人には習得が難しい技術でも、コンピューターには習得が簡単なものなら、あと10年ももたないことを知っておくべきです。

主に知識をベースにして、単純に判断をするだけの仕事は全て危ういです。

今の女性に人気の職業に「通訳」があります。外国語をたくみに使い、学術的分野やビジネス、外交面で要人のコミュニケーションを助ける、国際的でスマートな仕事です。賃金も待遇もいいでしょう。

通訳という仕事も先が短い

しかし、最近はスマホさえあればGoogle翻訳でいつでもどこでも誰でも外国人と容易にコミュニケーションがとれます。もう、「通訳」なんか要りません。スマホが通訳です。

いまに「通訳」という職種も無くなるでしょう。

同じ理由で、問診だけの内科医、判例を覚えているだけの弁護士なども将来は無いでしょう。薬剤師、会計人なども危うい仕事です。

自分の得意とする技術で、他の人が容易にできない技術で、コンピューターに真似のできない技術を習得しなければ、生きていくのも大変な時代になりました。



最後は「人間性」が最大の武器になる

案外、自分の人間性、人懐っこさ、面白さを武器にするほうが最後にはよっぽど強いかもしれません。それらはコンピュータには一番難しい要素ですから。

通訳は必要ないけど、旅の友として同行して欲しいというニーズはいつの時代にもあるのです。

各種相談相手もニーズがあります。その時必要なのは知識や技能ではなくてあなたの人間性なのです。

ごきげんよう。


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