米国株は元金いくらから始められるか

こんにちわ。かぶとたいぞうです。
今日は株の話をしましょう。

若い読者のかたから質問をいただきました。「米国株をやってみたいのですが、お金がいくらあれば始められますか」



米国株投資の軍資金

はっきり言って、私の長期投資のやり方は、ある程度お金のある人向けです。元金が少ないと、いきおい元金を2倍、3倍にしたいと欲が出ます。

それはギャンブルであって、私の勧める長期投資ではありません。株は借金してまでやるものではありません。

また全財産を株に投資すると、何かあったときに換金しなければならず、長期投資になりません。

ひとつのイメージとして、3千万円の元金で株の長期投資をするとします。

長期投資はそれほど儲からない

期待する税引き後年間配当率はせいぜい3%です。3千万円なら年間90万円、月になおすと7万5千円の配当にしかなりません。

大金を投じる割にリターンは微々たるものです。働いてお金を得るほうがよっぽど楽です。



少ない金を増やそうと思うなら株の長期投資はむかない

少ないお金で儲けようと思っているなら、株はやらないほうがいいです。若いうちは働いたほうがよほど効率よく稼げます。年をとると働けなくなるから真剣に株をやるのです。

では株は3千万円なければやれないのかというとそうではありません。余裕資金が100万円くらいあればとりあえずやれます。

小額で長期投資する場合のコツとポイント

考慮しなければならないのは、証券会社に支払う買い付け手数料が割高にならないようにする点のみです。米国株は1株からでも買えますが、どこの証券会社も1回の取引につき最低5.4ドルの手数料をとります。

具体的には、マネックス証券、SBI証券、楽天証券とも1回の売買代金の0.486%が手数料ですが、売買代金が少ない場合、最低の5.4ドルとられるのです。

50ドルの株を1回に1株だけ買ったら、実際には55.4ドル払います。1年たって期待する配当3%を得たとしても1.5ドルにしかなりません。支払った手数料のほうがはるかに高いのです。これではいくらやっても利益は得られません。

逆算すると、日本円で1回につき最低12万円程度の買い付けをしなければ手数料は割高になります。考慮する点はこの点のみです。



100万円で始める米国株投資のシミュレーション

余裕資金100万円で米国株を始める場合の、お勧めの投資法とリターンの目安は次のとおりです。

  • 1つの銘柄に決めて、20万円ずつ5回に分けて株を買う。投資先を2~3に分散すると配当を再投資する時に手数料倒れになる。
  • 1年後得た配当金3万円にもう9万円を足して、計12万円分、同じ株を買い足す。手出しの投資額は計109万円になる。
  • 以降、同じことを10年続けると10年後には投資総額は220万円になる。

10年間で、手出し投資計173.8万円が220万円になり、46.2万円増えたことになります。これは手出し投資計173.8万円の26.6%に相当します。

一攫千金を狙う人には気の遠くなるような計画ですが、この方法こそが「貯蓄と複利の魔法」を用いた最大のリターンを獲得する方法なのです。

根気と堅実さを求められる方法なので、手っ取り早く儲ける方法とは正反対ですが、愚直に続けると、20年後には元金が2倍くらいになります。収入のある若い人がやるならこの方法です。がんばってください。

次回はタイの話です。
ごきげんよう。

【関連性の高い記事】

Pocket

【あわせて読みたい】


同じカテゴリーの最新記事5件


「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。


記事のカテゴリー/タグ情報

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*