日本人の英語が海外で通じない、通用しない、伝わらない真の理由

かぶとたいぞうです。

日本人の英語が海外で通じないのは、発音が悪いからでもヒアリングができないからでもありません。



一発で通じようとするからです。一発で通じなければならないと思うからです。



日本人同士でも一発で通じないのに

日本語同士でも一発で通じず聞き返すことがよくあります。住んでいる地域が違えば言い方も異なり意味が分からないこともしばしばあります。そういうときは必ず聞き返すはずです。

しかし英語に限っては一発で相手の言っている意味を理解し、一発で相手に伝わるように話さなければならないと言うのです。おかしな話です。

英語教育や英会話教室が日本人を臆病にさせている

一発で意味を理解できず聞き返すことを恥ずかしいことだと思うのは、英語教育がそのように仕向けているからだと思います。

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かなり以前の話ですが、はっきり覚えている事があります。



同時通訳も間違える

久米宏が司会を行う人気の歌番組にスペシャルゲストとして米国の人気女性ボーカルグループが生出演しました。武道館で行われたコンサートの後にスタジオに招かれたのです。

女性の同時通訳を付けて久米宏と女性ボーカルグループの人達が会話をしました。

会話の最後に久米宏が「今日はこれからどういうご予定ですか?」と聞くとボーカルグループのひとりが「I will have my time」と答えました。

「自分の時間を過ごします」=「自由です」という意味です。

ところが同時通訳の女性はどういうわけか「マイタイを飲みに行きます」と通訳しました。

日本人は理解より繕うことを優先する

はじめ冗談かと思いましたが、久米宏も気付かず、「マイタイですか。お好きなんですね」みたいな反応です。確か久米宏はけっこうな大学を出ていたはずです。気づいたけどその場を繕ったのかもしれません。

ハワイならともかく、日本でマイタイなど普通は飲まないでしょう。



聞き返す勇気さえあれば

同時通訳の人にほんの少しでも聞き返す勇気があれば、「Maitai of Cocktails or your time?」とかと聞き直すことができたでしょう。

でも、日本では同時通訳は一発で理解して一発で正しく伝えなければならないのです。同時通訳が聞き返すことは恥ずかしいことなのでしょう。その結果このような恥ずかしい通訳となるのです。

大手テレビ局の超人気番組です。きっとこの誤訳の件は後日話題になるだろうと思っていましたが、まったく話題にもなりませんでした。誰も気づかなかったのかもしれません。

私は必ず聞き返す、聞き直す、確認する

私は英語に限らず、日本語でもスペイン語でも、自分が理解できるまで何回でも聞き直します。特に重要なことは妥協せず説明を求め、自分の言葉で言い直して確認します。「~という事ですね」「~で間違いないですね」と。

ところが日本人の英語会話をはたで見ていると、一発で分かったふりをして確認もせず、会話が終わった後に「~という意味だったんだろうか」みたいな憶測をするのです。そして「やっぱりオレは英語がだめだ」となるのです。



聞き返す勇気があれば誰でも英会話ができる

同時通訳じゃないのだから、一発で通じる必要はありません。何回も聞き直す勇気をもって下さい。そうすれば誰だって英語で会話ができます。中学生くらいの英語力で100%会話が可能です。

英会話教室のいいなりになってお金を払うのもやめましょう。

外国人同士の会話だって黙って聞いていると、しょっちゅう「パードン?」と聞き直していますよ。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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