かぶとたいぞうです。
住居の引越しに際して、パソコンのデータのバックアップをとっておきました。
以前、引越し業者にすべてを任せて、パソコンのハードディスクがクラッシュ(破損)したことがあったので、万が一に備えたのです。
パソコン本体とHDDも自分で運びました。
パソコンデータのバックアップに15時間
パソコンデータのバックアップをとるのに、約15時間かかりました。動画のデータ容量が大きいのです。今後ますます増えていくでしょう。
私のパソコンには、バックアップ用に3TB(テラバイト)のHDD(ハードディスクドライブ)を2つ繋いでおりますが、だんだん容量が足りなくなってきています。
発想をがらっと変えて、これからはクラウド上で大事なデータを管理したほうがいいかもしれません。
そもそも、データのバックアップをとるのは、自分のパソコンに繋いだハードディスクが壊れる心配があるからです。今までハードディスクが壊れたことが何回もあります。HDDには寿命があります。
クラウドを使えばバックアップは必要ない
クラウド上に最新のデータを常に保管しておけば、バックアップをとる必要はありません。バックアップはクラウドサーバーの運営者がとればいいのです。
*ただし、慎重な人は自分でもバックアップをとっています。
5Gの時代になると、データ通信速度が驚異的に速くなります。動画のストリーミング再生も今よりスムーズとなるでしょう。
クラウドの信頼性については、かなり前から議論がありました。以前、日本のクラウドサービス業者のサーバが壊れて、データが全て消えてしまった事件がありました。その時、「やっぱりクラウドは信用できない、大事なデータを全て自分で管理しなければならない」という論調になりました。
しかし、その後、クラウドのデータ管理は慎重になり、幾重にもミラーリング(複数同時保存)とバックアップを重ね、ほぼデータ損失の心配はなくなりました。
あとは機密保持の問題だけです。人に見られたくないデータ、秘密のデータをクラウドに保存して、誰かに覗き見されないかという問題です。
しかしよく考えれば、インターネットに繋いだパソコンに機密データが入っている時点で、ネットを通じてデータが盗まれる可能性は否定できません。
また、インターネットを利用した生活をしていれば、アマゾンなど、既にいろいろな業者に自分のクレジットカードの番号を登録しています。
心配したらキリがありません。
本当に重要なデータはパスワードなど
突き詰めれば、「本当に重要なデータ」とは、銀行や証券会社などのサイトのログインIDとパスワード、取引パスワード、などであり、それらのデータ以外は、それほど重要ではありません。
以前携帯電話を無くして、登録しておいた知人の電話番号をすべて失ったことがありました。今は電話番号も、スマホ本体ではなく、Googleのサーバに保管しています。
自分の知人の電話番号は重要だから自分の手で管理したいと思っていましたが、私の知人の電話番号なんて、他人にはそれほど重要ではありません。Googleに任せておいたほうがよっぽど安心です。
私の米国株関係の大事なデータ(取引データ、保有数、配当記録など)も、ちょっと前までは重要だと思ってパソコンのハードディスクに保管して定期的にバックアップをとっていましたが、最近Googleドライブに移動しました。
そして今ではスマホでGoogleドライブ上のスプレッドシート(表計算)に米国株の取引記録や配当実績を直接入力しています。
これからはスマホとクラウドの時代
もうパソコン(ウィンドウズ)とハードディスクの時代ではないですね。スマホ、またはタブレットとクラウドの時代です。
パスワードなどの「本当に重要なデータ」以外は全てクラウドで管理することにしました。HDDの値段とバックアップにかかる時間を考えると、コスト的にもクラウドのほうが安いと思います。
ごきげんよう。
【関連性の高い記事】
この記事があなたのお役に立った場合、下の「いいね!」をクリックして頂けると、たいへんはげみになります。
【あわせて読みたい】
同じカテゴリーの最新記事5件
-
ピーチの機内WIFIが繋がらず、客室乗務員にスマホの設定を変えるように言われた人は要注意! -
LINE(ライン)のアカウントが突然削除された。乗っ取りかと思いきや、原因は登録電話番号の変更だった -
ヤマハのスクーター、アクシスZ(AXIS Z)にリアボックスSH40 CARGOを取り付けた奮闘記 -
Chrome(グーグルクローム)を最新バージョンに更新してひどい目にあった -
【スマホ】タイから日本に帰国した時は、プリペイドのデータ専用sim+ラインアウトでいいかも
「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。
記事のカテゴリー/タグ情報