【パタヤ生活】猛反省、私が彼を「物乞い」にしてしまったのか

かぶとたいぞうです。

猛反省しています。パタヤでホームレスの男性に温情をかけたばっかりに、私が彼を「物乞い」にしてしまったかも知れないからです。



パタヤのホームレス青年との出会い

彼との出会いは4月中旬でした。ここパタヤでは、コロナの影響で職を失った人がたくさん出ました。彼も職を失ってホームレスになってしまった人達のひとりでした。

彼は夜間外出禁止命令のため9時ごろ店を閉めていたファミリーマートの前で、いつもダンボールをひいて寝ていました。私のアパートの目の前です。豆乳をプレゼントしたのが彼と付き合いのきっかけでした。

【関連性の高い記事】

その後も彼に会うたびに金品を渡した私

ブログには書いていませんが、その後も彼に会うたびに何かプレゼントしたり小銭を渡していました。

彼は礼儀正しく、行儀のいい青年でした。私に会うといつも寄ってきて挨拶してくれました。

パタヤのホームレス:kabutotai.net0



彼はコロナ禍前、セキュリティの仕事に就いていた

聞くと彼は、コロナ前はホテルのセキュリティ(警備)の仕事をしていたそうです。コロナ禍でホテルが長期休業となったので職を失ったと言うのです。

私は可哀想に思いました。きっと何の保証もないのでしょう。これも何かの縁だと思って、会うたびに100バーツ(350円)を渡しました。日本円だと大した金額ではありませんが、タイでは1日分の食費には十分です。

会うたびにこっそり渡した100バーツ

100バーツを渡すときは周囲に感づかれないよう、折りたたんだ札を手のひらに忍ばせ、彼と握手をして渡しました。

私は心の中でこう思っていました。

「ホテルが再開されれば彼はセキュリティの仕事に戻る。それまではできる範囲で彼を助けよう。彼はきっと日本人の温情を一生忘れないだろう」



24時間営業に戻ったファミリーマート

しばらくして夜間外出禁止令は解除されました。ファミリーマートは24時間営業に戻りました。

彼はねぐらを失ってファミリーマートの前からいなくなりました。パタヤのホテルも徐々に再開されました。きっと彼もセキュリティの仕事に戻ったのだろうと思っていました。

次の日、偶然彼に会った

彼がねぐらを近くの銀行の支店前に移したことを知ったのは、彼がファミリーマートから移動した次の日でした。

道を歩いていて「偶然」彼と会ったからです。彼は私を見つけるとニコニコしながら小走りで寄ってきました。



彼はセキュリティの仕事を再開したのか

セキュリティの仕事を再開したのかと聞くと、まだホテルがオープンしていないとのこと。早々とオープンしたホテルがあるいっぽう、まだオープンしていないホテルもあるのです。彼は近所の銀行の支店が閉まってから、その前の歩道で寝ている事を教えてくれました。

私はまた100バーツを手に忍ばせて彼と握手しました。「頑張ってね」

彼と毎日会う「偶然」

「偶然」は次の日も、その次の日も続きました。

どういう訳か私が散歩とか買い物で外に出ると彼に会うのです。時間帯も場所も違うのに、毎日「偶然」彼と出会うのです。いつも必ず遠くから私を見つけてニコニコしながら走ってくるのです。

そのうちに彼のほうから握手を求めるようになりました。

私は「これはいかん」と思いました。



今まで私が彼にしてきたこと

彼を救うはずの私の今までの行為が、彼を「物乞い」にしてしまったのかもしれません。

もうそろそろホテルはオープンしているはずです。遅くても7月1日オープンにむけて準備をしているはずです。セキュリティの仕事もあるはずなのです。セキュリティがなければオープンの手伝いでも何でもあるはずです。仕事はあります。私のタイ人の友人たちも何かしらのアルバイトをやって生きています。

私の単なる自己満足に彼を引き込んでしまったのか

私が彼に今までやってきたことは、単なる自己満足だったのかも知れません。「人を助ける」なんて格好いいことをやって自分で自分に酔いしれていただけなのかも知れません。優越感に浸って酒の肴にしていたのかも知れません。ゾッとしました。



昨日もまた彼と「偶然」会ったが

昨日、いつものように握手を求めてきた彼に、札を忍ばせずに握手をしました。彼の目を見て、「早く仕事を見つけなさい」という気持ちを込めて彼の手を強く握り返しました。

もし今日また彼に「偶然」会っても、もうお金は渡しません。2度とお金は渡しません。

ごきげんよう。


【関連性の高い記事】



【かぶとたいぞう有料ノート】

この記事があなたのお役に立った場合、下の「いいね!」をクリックして頂けると、たいへんはげみになります。

Pocket

【あわせて読みたい】


同じカテゴリーの最新記事5件


「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。


記事のカテゴリー/タグ情報

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*