タイの小さな子供が20バーツ札を握りしめて走ってゆく。それはいつか見た日本の光景

かぶとたいぞうです。

タイって本当にのどかな雰囲気です。平和そのものです。



20バーツ札を握りしめて走ってゆく小さな男の子

先日パタヤのブッカオ市場(火曜金曜市)で、20バーツ(70円)札を握りしめて走ってゆく小さな男の子を見ました。5〜6才ぐらいでしょうか。

タイの男の子:kabutotai.net

子供は嬉しそうな顔をして一目散。何かを買いに行くようです。あるいは友達のもとに走っているのかもしれません。

お小遣いで何かを買う事は子供には嬉しいこと

もらったお小遣いで欲しかったものを買いに行く。小さな子供にとってはとても嬉しいことです。

私も子供の頃はそうでした。お正月にもらった100円札を握りしめて近所の駄菓子屋へ走ったものです。とても懐かしいです。



「お金を人に見せたら取られる」

しかし日本ではお金を人に見せたら取られるからと、ポケットに入れて歩くことを教えられました。みんなもそうしていました。でも取られたことはありません。

大人になってコロンビアを旅行した時、シャツの胸ポケットに無造作に入れた札束を「危ない」と指摘されたことがあります。

コロンビアではお金をけっして見せてはならない

指摘してくれたのはヨーロッパからの旅行者でした。バーのカウンターで隣に座って飲んでいた中年の男性です。コロンビアには毎年来ていると言います。

「札が見えている。お金を見たら取りたくなる人がいる。狙われる。後をつけられる。お金は決して見せてはならない」と。



コロンビア人はお金を見せない

私はいささか大袈裟だと思いましたが彼の助言に従いました。

よく観察すると、コロンビアではみんなお札を小さく折りたたんでポケットなどにしっかり隠し、人前では不用意にお金を出しません。会計の時も必要額だけ人に見られないようこっそり出します。それだけ治安が悪いのです。

日本人は人前で札を数える

コロンビアから帰国してススキノで飲んでいたら、道端でお金を数えているサラリーマン風の人を見ました。もう一軒飲みに行くのにお金が足りるかな、という顔で札を数えているのです。表情にはなんの危機感もありませんでした。

コロンビアでは絶対に見ない光景です。日本はやっぱり治安がいいのです。

しかしその日本でも札を握りしめて走る人はいませんよね。最近見ましたか?



タイではおやじも札を握って走る

パタヤのブッカオ市場で20バーツ札を握りしめて走る男の子を見た数日後のことです。いつもの安い食堂で食事をしていたら、食堂のご主人が100バーツ(350円)札を何枚か握りしめて外へ出ていきました。札を握ったまま走っています。その姿が数日前に見た男の子の姿に重なります。

近所に出前を運んでお釣りが無かったので取りに戻ったようです。近かったので札を握りしめて走ったのでしょう。

日本でラーメン屋のおやじが札を握りしめて走っている姿を見たことはありますか?蕎麦屋のおやじなら見ましたか?私は見たことが無いです。

やっぱりタイは治安がいいのです。

タイには強盗も凶悪犯罪もある

それなのに最近のタイのニュースを見ていると、コンビニ強盗、外国人を狙った強盗、道端でお金を配っていた外国人からお金をすべて奪って逃げた話し、外国人観光客をボッタくったタクシードライバーなどの話ばかりです。

私も以前カオサン通りでタクシードライバーに騙されかけたことがあります。



私も騙されかけたことがある

エメラルド寺院の所在をタクシードライバーに訪ねたら「エメラルド寺院は今日はあいにく休みですよ、○☓寺院を案内しましょう」と言われてしつこくタクシーに乗せられそうになりました。私は無視して歩きましたが、エメラルド寺院の入り口付近までそのタクシーにつけられました。

思った通りエメラルド寺院は普通にやっていました。振り返るとタクシーの姿は消えていました。

タイにも悪い人はいる

その話をタイ人に話したら、「タイにも悪い人はいる。でも、もしかしたらそのタクシードライバーはタイ人ではなく近隣国から来た人かもしれない。そう思いたい」と言っていました。

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タイ人には根底に仏教的道徳心があるので、小さな子供が握りしめた20バーツはけっして取らないと思います。



タイの強盗が狙うのは大手資本や外国人

タイで強盗に狙われるのは、コンビニや大型ショッピングモールなどの大手資本や外国人ばかりだと思います。

私もタイでは外国人なので気をつけます。

でも、札を握りしめて走る子供といい、お釣りを握りしめて走る食堂の店主といい、その光景を見ているだけで昔の日本を見ているようでホッとします。

総合的には日本よりタイのほうが治安はいいのではないでしょうか。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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