【正しい生き方】自然に対して「畏怖」の念を持って生きる

かぶとたいぞうです。



秋の自然を楽しむ

最近は我が家自慢の「夕陽のテラス」で、夕陽に染まる自然を眺めながら酒を飲む日が多いです。これもリタイア生活の賜物だと楽しんでおります。

夕陽のテラスからの夕陽s【カブとタイ】www.kabutotai.net



この時期の札幌市郊外は既に秋の気配です。テラスから遠くに見える手稲山は、ほんの少し色づき始めました。

近所に生えているクリ、ブドウ、ナシ、リンゴなどの秋の果実がいい香りを放っています。

8年前にタバコをやめてから急に鼻が良くなり、遠くのかすかな匂いでも感じます。特に酒を飲むと嗅覚が研ぎ澄まされてきます。

裏庭の梅の樹に落ちずに残った梅の実が2,3個あります。これが自然に干からびて天然の梅干になっています。その天然の梅干が夜ごと何とも言えぬ高貴な香りを漂わせるのです。

かぐわしい香りの中で酒を飲んでいるといい気分で酔いがまわり、恍惚としてきます。

自然の知恵

ところで、ブドウにしてもモモにしても、秋に採れる木の実、果実というものはどうしてこんなに美味しいのかと思います。まったく人間に食べてもらうために作られたとしか思えないぐらい美味しいです。

いや、人間だけではありません。動物も鳥も昆虫も、みんな果実の恩恵を受けて命を繋いでいます。木の実、果実はあらゆる生命に貢献しています。本当にありがたいものです。

樹はいったいどうしてこんなに美味しいものを我々に恵んでくれるのでしょう。

果実が美味しい理由について以前聞いた話しがあります。美味しい果実は樹が種(しゅ=種族=子孫)を反映させるための驚異の知恵なのだそうです。

美味しい果実を動物が食べて、移動して糞と一緒に種(たね)を排泄して、それによって種(しゅ)の分布を広げていくと言うのです。

渡り鳥に食べられた果実は海を越えて遠く異国の地にまで種が運ばれます。そこで糞と一緒に排泄された種は糞を肥やしにして芽を出し、その地で反映するのです。

そのようにして樹の種は世界中に広がっていくらしいのです。だから動物にでも鳥にでも、たくさん食べてもらうように美味しい果実を作ると言うのです。

確かに果実は柔らかくても中の種はたいていは硬くて消化できません。そのまま糞と一緒に排泄される可能性が高いです。しかも動物の糞も鳥の糞も肥やしになります。

完璧です。なんとすばらしい知恵。いったい誰に教えてもらったのでしょう。

これは偶然なのか、それとも巧妙に仕組まれたものなのか。自然は実にすばらしいです。



自然の知恵は宣教師の努力に勝る

宣教師は命がけで海を超え、見知らぬ異国の地で弾圧に耐えながら熱心に布教活動をします。その努力によって「教え」が少しずつ世界に広まるのです。

いっぽう、樹は美味しい果実を作り、渡り鳥に食べさせ、知らぬうちに世界中に広まるのです。

このように、自然の知恵は人知に勝るのです。人間はどんなにがんばっても自然には勝てません。

自然に対する「畏怖」

私達は自然の驚異に対し「畏怖」の念を持って生きなければなりません。「畏怖」とは尊敬であり恐れです。

「地球にやさしい」とか「自然にやさしいとか」とか「環境にやさしい」という言葉を使う人がいます。まったく分かっていません。地球や自然に対する「畏怖」の念が無いからそのような生意気な言い方になるのです。

「地球にやさしい」とか「自然にやさしいとか」とか「環境にやさしい」という言葉は、我々人間が地球や自然や環境を守ってあげるような言い方です。まるで人間のほうが力があり、地球や自然や環境をかくまってあげているような言いぐさです。高慢です。人間の増長の現れです。

ほんとうは「地球がやさしい」のです。「自然がやさしい」のです。自然の恩恵で私達は生かされているのです。そこを間違ってはなりません。

自然にとって、我々人間のやることはまったく無力に等しいのです。人間がいくら自然破壊をしても、自然はそれを元通りに回復するだけです。

自然が回復のためにちょっと動いただけで、人間は何千人も何万人も死ぬのです。自然の脅威の前では我々は成すすべもないのです。ただ呆然として泣くしかないのです。自然の意思には逆らえないのです。

そして、ひとたび自然が回復のために本気で動いたら、人類はひとたまりもなく滅亡するのです。あっという間にです。



正しい生き方

自然の恐ろしさを知って、自然に感謝して生きる。まさに自然に対する「畏怖」の念です。

恐れて尊敬し感謝する対象を失った人間は増長して駄目になります。必ずです。

夕陽のテラスで恍惚に酔いながら悟りました。

自然に対して「畏怖」の念を持って日々生きるのが正しい生き方だということを。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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